
最終更新: 2026年9月2日
この記事で分かること
京都大学のMBAには、性質のまったく違う入り口が2つあります。
一般選抜は、筆記試験と小論文で決まります。研究計画書の提出はなく、面接もありません。一方の特別選抜は、提出書類と面接だけで決まります。筆記試験も小論文もありません。
倍率も違います。一般選抜は5倍から8倍台、特別選抜は1倍台から2倍台。どちらを選ぶかで、準備する内容も、通りやすさも変わります。
そしてもうひとつ、京都大学には他の大学にない材料があります。合格最低点が公表されています。「何点取れば受かるのか」を数字で置ける大学は、国内のMBAではほとんどありません。
この記事は、大学が公表している2027年度の募集要項・入試統計・公開されている過去問をもとに整理したものです。4月入学の日本語プログラム(一般選抜・特別選抜)を扱います。
| 項目 | 一般選抜 | 特別選抜 |
|---|---|---|
| 筆記試験 | あり(配点200点) | なし |
| 小論文 | あり(配点100点) | なし |
| 面接 | なし | あり(配点200点・Zoom) |
| 提出書類 | 証明書と英語スコアのみ | 学修計画書+職務経歴書 |
| 英語スコア | 配点100点 | 配点100点 |
| 倍率の幅 | 5.12〜8.56倍 | 1.67〜2.89倍 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項/同 特別選抜 学生募集要項。倍率は入試統計の志願者数を合格者数で割って当方が算出した2023〜2026年度入学分の幅です(2026年9月2日確認)
募集要項は、それぞれの選抜の狙いをこう説明しています。
一般選抜では、勉学に対する意思の強さを小論文により評価し、本課程の教育を受けるに望ましい学生像に合致する学生を選ぶことができるよう工夫をしています。さらに、多様なバックグラウンドの学生を入学させるために多数の科目から1科目を選定して解答させる方式を採っています。
特別選抜では、社会人としての実務経験および専門性を重視するため、学修計画書に基づく書類審査と面接試験を中心に選抜を行います。
出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項/同 特別選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)
ここは間違えやすいところです。募集要項は「社会人としての実務経験および専門性を重視する」と書いていますが、出願資格に必要な実務経験の年数は書かれていません。
代わりに置かれているのは卒業した年の条件です。2027年度入学の特別選抜では、日本の大学を2024年3月以前に卒業した方などが対象になります。つまり「卒業してから何年経ったか」で線が引かれているということです。大学卒業と同等以上の学力があると事前審査で認められ、かつ2027年3月31日時点で25歳に達している方にも道があります。
一般選抜のほうには、実務経験の要件も卒業年次の要件もありません。2027年3月に卒業見込みの方でも出願できます。
出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項/同 特別選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)。出願資格には他にも要件があります。出願前に必ず最新の募集要項をご確認ください。
| 試験 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|
| 筆答試験 | 200点 | 経営学・会計学・経済学・数学の4科目から、当日1科目を選んで解答(10:00〜12:00) |
| 小論文 | 100点 | 経営管理教育部で学ぶうえで求められる分析力・説明力を問う(13:30〜14:30) |
| 英語スコア | 100点 | TOEFL iBT/IELTS Academic/TOEIC L&R のいずれか。提出がない場合は0点 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)
配点を合計すると400点です。面接はありません。研究計画書の提出もありません。当日の答案と、事前に用意した英語スコアだけで決まります。
科目を当日に選べるのが特徴です。出願の時点で決めておく必要はありません。ただし2科目を同じ深さで仕上げる時間はふつうありません。事実上、どれか1つに絞って準備することになります。
京都大学は、一般選抜の筆答試験の問題を公式サイトで公開しています。経営学・会計学・経済学・数学の4科目について、2023年度から2026年度の4年度分です。
出典: 京都大学大学院経営管理教育部入試情報(過去問題)(2026年9月2日確認)
小論文の問題は公開されていません。大学が公開の対象外としているため、この記事でも中身には触れません。
公開されている経営学を見ると、扱われているのは経営学の中核概念そのものでした。直近2年で出ているものを並べます。
| 実施年度 | 扱われた概念 |
|---|---|
| 2026年度 | 組織文化(エドガー・シャイン/外部適応と内部統合)/顧客リレーションシップ・マネジメント(顧客ロイヤルティ・カスタマイゼーション・顧客生涯価値)/企業成長理論(ペンローズ/生産的サービス・経営者の管理能力による制約)/資源ベース論(資源の再結合・模倣困難性・競争優位の持続性)/ROIC・機会費用・ネットワーク効果 |
| 2025年度 | 競争戦略(コストリーダーシップ・差別化・規模の経済性)/資源ベース論とVRIO分析/ダイナミック・ケイパビリティ/多角化(コングロマリット・ディスカウント)/組織学習(シングル・ループ学習とダブル・ループ学習・アンラーニング)/組織変革/ダイバーシティ/ROICなどの財務指標 |
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大学が公開している一般選抜の筆答試験(経営学)を、扱われた概念で整理したものです。出典: 入試情報(過去問題)(2026年9月2日確認)
この並びを見て分かるのは、奇をてらった出題ではないということです。競争戦略、資源ベース論、組織学習、組織文化、CRM。どれもMBAの教科書の目次に並んでいる項目です。そのぶん、範囲は広く、山を張れません。
京都大学MBAに合格した方は、動画のインタビューで出題範囲が経営戦略・組織・マーケティング・経営情報と広いため、経営学を網羅した基本書を繰り返し読み込んだと話しています。書店で最新の関連書籍を探す習慣も続けたそうです。この方は3回目の挑戦で合格しています。
上に並べた概念は、どれも標準的な入門書に項目として載っています。1冊を網羅して繰り返すという準備の仕方に、そのまま合う本です。
ゼミナール経営学入門(伊丹敬之・加護野忠男/日本経済新聞出版)競争優位p.56多角化p.98組織の意思決定p.253〜258
経験から学ぶ経営学入門〔第3版〕(上林憲雄ほか/有斐閣)経営戦略とは何かp.94〜99競争優位の作り方p.308
経営組織入門(文眞堂)イノベーションと組織p.164〜165多角化と組織のかたちp.121〜124
ゼミナールマーケティング入門 第2版(日本経済新聞出版社)ヒューリスティクスp.212ページ番号は、各書籍に印刷されているページです(版が変わると動きます)。お手元の本の目次と索引でもご確認ください。
経営学・会計学・経済学・数学のどれを選ぶかで、必要な時間がまるで変わります。いまのご経験からどれが最短かを、無料で一緒に見立てます。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
特別選抜には筆記試験も小論文もありません。第1次選考は提出書類だけで行われます。出すのは所定様式の学修計画書と職務経歴書です。任意で推薦書を添えることもできます。
| 学修計画書の設問(分量) | 書く内容 |
|---|---|
| 設問1 2ページ以内 | これまで関わってきた社会人としての経験で特筆すべきものを具体的に。学部卒業後に就職せず進学した場合は、その理由や経験 |
| 設問2 1ページ以内 | 本教育部への志望動機 |
| 設問3 1ページ以内 | 修了後の進路希望と、学んだことをどう社会で生かすか |
| 設問4 2ページ以内 | 現代のマネジメントの課題は何か。自分がもっとも重要だと考え、解決に関わっていきたい課題について |
| 設問5 1ページ以内 | 自己アピール(自由記述) |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部特別選抜「学修計画書」所定様式(Word)(2026年9月2日確認)。あわせて所定様式の職務経歴書の提出も必須です。
手が止まるのは設問4です。他の4問は自分の来歴を書けば形になりますが、設問4だけは「現代のマネジメントの課題」という外向きの問いで、しかも2ページと分量が多い。自分の仕事の話に閉じたまま書くと、ここだけ薄くなります。
第2次選考はZoomによるオンライン面接(配点200点)です。志望する領域ごとに、学習意欲・適性・経営管理を学ぶための基礎的な能力が見られます。面接の材料は、この学修計画書です。
一般選抜も特別選抜も、英語スコアの配点は100点です。足切りではありません。基準点も公表されていません。ただし提出がない場合は0点として扱われます。
一般選抜は配点の合計が400点です。英語を出さないと、残りの300点で勝負することになります。後で見るとおり、2026年度入学の一般選抜の合格最低点は200点でした。英語が0点なら、筆答と小論文の300点中200点が必要という計算になります。
| 項目 | 2027年度入試の定め |
|---|---|
| 使える試験 | TOEFL iBT(Home Editionを含む)/IELTS Academic/TOEIC L&R |
| 有効な期間 | 出願締切日から遡って2年以内に取得したもの |
| スコアの追送 | 廃止されました。出願期間後の提出は一切できません |
| 提出の方法 | TOEFL・IELTSはWEB出願システムへのアップロードと、試験機関からの公式直送の両方が必須 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)
試験機関からの直送には日数がかかります。出願期間に入ってから手配したのでは間に合いません。一般選抜の出願は2026年10月7日から13日まで。夏のうちに受験を終えておく必要があります。
京都大学は、志願者数・合格者数とあわせて合格最低点を公表しています。
| 入学年度 | 合格最低点 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 200点 | 152人 | 19人 | 8.00倍 |
| 2025年度 | 265点 | 128人 | 25人 | 5.12倍 |
| 2024年度 | 252点 | 168人 | 32人 | 5.25倍 |
| 2023年度 | 257点 | 214人 | 25人 | 8.56倍 |
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| 入学年度 | 合格最低点 | 志願者数 | 最終合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 300点 | 82人 | 34人 | 2.41倍 |
| 2025年度 | 316点 | 104人 | 36人 | 2.89倍 |
| 2024年度 | 325点 | 61人 | 30人 | 2.03倍 |
| 2023年度 | 309点 | 55人 | 33人 | 1.67倍 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部入試統計(2026年9月2日確認)。倍率は志願者数を合格者数で割って当方が算出した値で、大学は倍率を公表していません。特別選抜には第1次選考の合格者数も公表されており、2026年度は49人、2025年度は67人、2024年度は35人、2023年度は43人でした。
一般選抜は、目標点を数字で置けます。配点の合計が400点で、合格最低点は2023年度から2025年度が252〜265点。おおむね6割半ばです。2026年度だけ200点と大きく下がっていますが、この年は合格者数も19人と最も少ない年でした。年度による問題の難しさの差がそのまま出ると読むのが自然です。
特別選抜で公表されている配点は、面接200点と英語スコア100点で、合計300点です。ところが合格最低点は309点・325点・316点と、300点を上回る年があります。
つまり第1次選考の書類も点数として加わっていると考えられますが、その配点は公表されていません。したがって特別選抜が何点満点なのかは、この記事では断定しません。分かるのは「書類が点数として効いている」ということまでです。
ただ、この一点だけでも準備の方針は決まります。特別選抜では、学修計画書と職務経歴書を「出せばよい書類」と考えないでください。点数がつく答案です。
4年分を並べると、一般選抜は5.12〜8.56倍、特別選抜は1.67〜2.89倍。数字だけを見れば特別選抜のほうが通りやすく見えます。
ただし受けている人が違います。一般選抜は卒業見込みの方も含めて誰でも出願でき、特別選抜は卒業からおおむね数年が経った方に限られます。「特別選抜のほうが簡単」とは言えません。
選ぶ基準は倍率ではなく、自分がどちらの条件を満たすか、そして筆記と書類のどちらで戦えるかです。両方に出願できる方は多くありません。卒業年次の条件を先に確かめてください。
| 項目 | 一般選抜 | 特別選抜 |
|---|---|---|
| 出願期間 | 2026年10月7日〜10月13日17時 | 2026年11月4日〜11月10日17時 |
| 試験 | 2026年11月14日 筆答10:00〜12:00/小論文13:30〜14:30 | 第1次は書類のみ |
| 第1次の合格発表 | — | 2026年12月18日15時 |
| 面接 | なし | 2027年1月9日(Zoom・9:00〜17:00で個別に案内) |
| 合格発表 | 2026年12月18日15時 | 2027年1月22日15時 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項/同 特別選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)。出願はいずれも京都大学WEB出願システムで、登録・書類のアップロード・検定料の支払いを期間内に済ませる必要があります。出願前には必ず最新の募集要項をご確認ください。
試験会場は吉田キャンパスです。特別選抜の面接はZoomによるオンラインなので、遠方にお住まいでも移動の負担がありません。
| 項目 | 金額(2027年度予定額) |
|---|---|
| 入学検定料 | 30,000円 |
| 入学金 | 282,000円 |
| 授業料 | 年額535,800円(半期267,900円) |
| 入学金+授業料2年分 | 1,353,600円 |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部2027年度一般選抜 学生募集要項(2026年9月2日確認)。募集要項に「入学料・授業料とも改定される場合がある」との但し書きがあります。検定料は別途です。
大学の公式FAQには、「一般教育訓練給付金」の対象講座であり、「専門実践教育訓練給付」の対象ではないと明記されています。厚生労働省の指定講座データでも同じで、区分「一般」・訓練期間24か月・訓練経費817,800円として登録されています。
| 区分 | 受け取れる額 |
|---|---|
| 一般教育訓練 (京都大学MBAはこちら) | 受講費用の20%、上限10万円 |
| (参考)専門実践教育訓練 | 基本は受講費用の50%(年間の上限40万円)。要件を満たすと最大70%・80% |
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出典: 京都大学大学院経営管理教育部よくある質問、区分・訓練期間・訓練経費は厚生労働省厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム、給付率と上限は厚生労働省教育訓練給付制度(2026年9月2日確認)
数字を当てはめると、817,800円の20%は163,560円ですが、一般教育訓練の上限は10万円なので、受け取れるのは10万円です。なお登録された訓練経費817,800円は、入学金282,000円と授業料1年分535,800円を足した額と一致します。
ここは「国立だから」で判断すると外します。同じ京都大学の大学院でも、公共政策教育部・法学研究科・医学研究科などは専門実践として登録されています。専門実践なら基本50%(年間上限40万円)なので、受け取れる額の桁が変わります。大学名ではなく、課程の名前まで見て確かめてください。
あわせて注意したいのが長期履修制度です。京都大学MBAには最長4年まで分けて履修できる制度がありますが、公式FAQによれば、長期履修制度を利用した学生は給付の対象外です。働きながら無理なく、と考えて期間を延ばすと、給付が受けられなくなります。
給付を受けられるかどうかは、雇用保険の被保険者期間などの要件で決まります。手続きはハローワークで行います。ご自身が対象になるかは必ずハローワークでご確認ください。
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 夏まで | 英語スコアを確定させる。追送は廃止され、TOEFL・IELTSは公式直送も必要です。出願期間に入ってからでは間に合いません |
| 同じころ | 一般選抜か特別選抜かを決める。卒業年次の条件で決まることが多いはずです |
| 一般選抜を選ぶなら夏〜秋 | 4科目のうち1つに絞る。経営学なら、網羅した基本書を繰り返すのが公開されている出題に合います |
| 特別選抜を選ぶなら9月〜10月 | 学修計画書(合計7ページ以内)と職務経歴書。設問4「現代のマネジメントの課題」に時間がかかります |
| 出願 | 一般選抜は10月7日〜13日、特別選抜は11月4日〜10日 |
| 試験 | 一般選抜は11月14日に筆答と小論文。特別選抜は12月18日に第1次発表、1月9日に面接 |
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日程は2027年度一般選抜 学生募集要項/同 特別選抜 学生募集要項によります(2026年9月2日確認)
Q. 一般選抜と特別選抜はどちらが受かりやすいですか。
A. 倍率だけを見ると、一般選抜が5.12〜8.56倍、特別選抜が1.67〜2.89倍です(2023〜2026年度入学分・当方算出)。ただし受けている人が違います。一般選抜は卒業見込みの方も出願でき、特別選抜は卒業からおおむね数年が経った方に限られます。単純に比べられる数字ではありません。
Q. 特別選抜には実務経験が何年必要ですか。
A. 募集要項に「実務経験◯年以上」という年数の定めはありません。出願資格は卒業した年で示されており、2027年度入学の場合は「日本の大学を2024年3月以前に卒業した者」などが対象です。事前審査で大学卒業と同等以上の学力が認められ、かつ2027年3月31日時点で25歳に達している方にも道があります。
Q. 面接はありますか。
A. 一般選抜にはありません。筆答試験と小論文、そして英語スコアだけで選考されます。特別選抜にはZoomによるオンライン面接があり、配点は200点です。
Q. 筆答試験ではどの科目を選べますか。
A. 経営学・会計学・経済学・数学の4科目から、当日1科目を選んで解答します。出願の時点で決めておく必要はありません。
Q. 過去問はどこで手に入りますか。
A. 大学の入試情報ページに、一般選抜の筆答試験4科目の問題が2023年度から2026年度の4年度分、PDFで公開されています。小論文の問題は公開されていません。特別選抜は筆記試験そのものがないため、過去問はありません。
Q. 英語のスコアは必須ですか。
A. 提出がなくても出願はできますが、配点100点が0点として扱われます。基準点は公表されておらず、足切りではありません。なお2027年度入試からスコアの追送が廃止され、TOEFL・IELTSはWEB出願システムへのアップロードと試験機関からの公式直送の両方が必要になりました。
Q. 何点取れば合格できますか。
A. 大学が合格最低点を公表しています。一般選抜は配点の合計が400点で、合格最低点は2023年度257点、2024年度252点、2025年度265点、2026年度200点でした。特別選抜は309点・325点・316点・300点ですが、公表されている配点(面接200点+英語100点)の合計を上回る年があるため、満点が何点かは公表された情報からは分かりません。
Q. 学費はいくらですか。
A. 2027年度の予定額で、入学金282,000円、授業料が年額535,800円です。入学金と2年分の授業料を合わせると1,353,600円になります。別途、入学検定料が30,000円かかります。
Q. 教育訓練給付は使えますか。
A. 大学の公式FAQによれば「一般教育訓練給付金」の対象講座で、「専門実践教育訓練給付」の対象ではありません。一般教育訓練は受講費用の20%・上限10万円です。また長期履修制度を利用した学生は対象外と明記されています。
京都大学の入試は、どちらの入り口を選ぶかで、やることがまったく入れ替わります。一般選抜なら1科目を決めて網羅する作業、特別選抜なら7ページの書類を書く作業。共通して先に片づけておくべきなのは、英語スコアだけです。ここは自分の努力では前倒しできません。
どちらの入り口が使えるのか、筆記と書類のどちらで戦うのか。卒業年次と、いまのご経験から、無料で一緒に見立てて、締切から逆算した進め方を組み立てます。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
MBAサクセスコーチングの合格実績は合格者速報で公開しています。

この記事について
この記事は、国内MBA対策に特化した予備校・塾のMBAサクセスコーチングが作成しています。同サービスは、経営学者の中川功一氏(やさしいビジネススクール学長/東京大学 経済学博士)が監修しています。
専門は経営戦略論・イノベーションマネジメント、国際経営。「アカデミーの力を社会に」をライフワークに、YouTube・研修・講演・著作などを通じて経営知識の普及に取り組んでいます。
記事の数字は、大学が公表している資料をもとに、出典と確認日を付けて記載しています。