
最終更新: 2026年9月2日
この記事で分かること
神戸大学MBAの倍率は、2025年度入学の入試で一段上がりました。2024年度入学までは2倍台前半だったものが、3倍台になっています。
ただし「難化した」と言う前に、数字の中身を見てください。合格した人の数は、2017年度から2026年度まで70人から73人の間で、ほとんど動いていません。変わったのは志願者のほうで、2024年度の176人から2025年度は243人に増えました。枠は同じまま、受ける人が増えた。これが倍率が上がった中身です。
もうひとつ、受験を考える前に確かめておくことがあります。神戸大学MBAは、いま働いている人しか出願できません。仕事を辞めて受験に専念する、という進め方が制度上できない試験です。
この記事は、大学が公表している2027年度入学の募集要項と、10年分の入学生情報ページをもとに、出願できるのか、何が課されるのか、いつ何を用意するのかを整理したものです。
募集要項の出願資格には、次のように書かれています。
下記の各号の一つに該当する者で,民間企業,政府機関,自治体などに在職中(非常勤社員・職員等は除く)で,入学時において1年以上の実務経験を持つ者。
出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項(2026年9月2日確認)
読み落としやすいのは「在職中で」の部分です。大学のQ&Aは、「20年以上在職した会社を退職して、現在無職」の場合も「専業主婦」の場合も、はっきり「出願できません」と答えています。「仕事を辞めて準備に専念してから受ける」という選択肢がありません。
一方で、必要な実務経験は入学時において1年以上です。前職と現職を通算して1年以上でもよく、その場合は前職・現職それぞれの在職証明書を出します。社会人向けMBAとしては、要求される年数が短いほうです。働き始めて数年の方にも入口があります。
| 条件 | 神戸大学MBAの定め |
|---|---|
| 立場 | 在職中(非常勤社員・職員等は除く) |
| 実務経験 | 入学時において1年以上(前職と現職の通算可) |
| 英語スコア | 提出の定めなし(募集要項の出願資格・選考方法のどちらにも記載がありません) |
| 学歴による事前審査 | 大学院への飛び入学者・個別入学資格審査の対象者は、出願に先立つ事前審査(書類の郵送)が必要 |
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出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項、および神戸大学MBA公式サイトのQ&A(2026年9月2日確認)
ここは数字を取り違えやすいところです。神戸大学MBAの選考は2段階で、1次選考を通過した人の数と、最終的に合格した人の数は別です。
2026年度入学の入試では、こう推移しました。
| 段階 | 人数 |
|---|---|
| 志願者数 | 234人 |
| 第1次選考の受験者数 | 231人 |
| 第1次選考の合格者数 | 102人 |
| 第2次選考の受験者数 | 102人 |
| 最終合格者数 | 73人 |
| 入学者数 | 71人 |
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出典: 神戸大学MBA2026年度入学生情報(2026年9月2日確認)
つまり第1次選考(時事問題小論文と書類審査)で、志願者の半分以下に絞られます。そのうえで口述試験を経て、73人が最終合格しています。102人という数字は「1次を通った人」であって、合格者ではありません。
なお大学は倍率そのものを公表していません。このあと出てくる倍率は、第1次選考の受験者数を最終合格者数で割って当方が算出したものです。
| 入学年度 | 受験 | 最終合格 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 231 | 73 | 3.16 |
| 2025年度 | 239 | 71 | 3.37 |
| 2024年度 | 172 | 72 | 2.39 |
| 2023年度 | 174 | 72 | 2.42 |
| 2022年度 | 174 | 70 | 2.49 |
| 2021年度 | 141 | 71 | 1.99 |
| 2020年度 | 128 | 71 | 1.80 |
| 2019年度 | 131 | 70 | 1.87 |
| 2018年度 | 136 | 72 | 1.89 |
| 2017年度 | 145 | 71 | 2.04 |
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出典: 神戸大学MBAの各年度の入学生情報ページ(2026年度/2025年度ほか各年度)(2026年9月2日確認)。受験と最終合格の欄の単位は人、倍率の欄の単位は倍です。受験者数は第1次選考のものです。大学は倍率を公表していないため、倍率の列は「第1次選考の受験者数 ÷ 最終合格者数」で当方が算出した値です。
倍率の列は、1.80倍から3.37倍へ、ほぼ倍になっています。しかし最終合格者数の列は、10年間ずっと70〜73人です。大学が採る人数を絞ったのではありません。
動いたのは受ける人の数です。2017年度から2021年度までは120〜140人台、2022年度から2024年度は170人台、そして2025年度に239人へ跳ねました。志願者数で見ても同じ形で、2024年度の176人から2025年度は243人に増えています。
この形が受験生にとって何を意味するか。「何人受かるか」は読める一方で、「何人受けるか」は読めないということです。合格者数がほぼ固定されている試験では、倍率を気にするより、73人の中に入る答案と書類を用意するほうが確実です。
倍率は自分では動かせません。動かせるのは、研究計画書と口述で何を語れるかだけです。いまのご経験から何を軸にできるか、無料で一緒に整理します。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
第1次選考で課されるのは、時事問題小論文が1科目だけです。
| 項目 | 2027年度入学の入試 |
|---|---|
| 筆記の科目 | 時事問題小論文(日本語500字程度) |
| 試験時間 | 60分 |
| 英語の筆記試験 | なし |
| 英語スコアの提出 | 定めなし |
| 第1次選考の内容 | 筆記試験と書類審査 |
| 第2次選考の内容 | 提出された研究計画書等を中心とした口述試験 |
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出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項(2026年9月2日確認)
社会人にとって、この2つは大きい条件です。英語のスコアを用意しなくても出願できます。スコアの取得に半年から1年かかることを考えると、思い立ってから出願までの距離が短い試験だと言えます。
募集要項の記載を並べると、指定字数が動いていることが分かります。
| 募集の年度 | 募集要項に書かれた字数 |
|---|---|
| 2018〜2025年度入学 | 日本語600字程度 |
| 2026年度・2027年度入学 | 日本語500字程度 |
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出典: 神戸大学大学院経営学研究科の各年度の学生募集要項(最新は令和9年度)(2026年9月2日確認)
時間は60分のままで、書く量が100字減りました。古い年度の問題で練習するときは、字数の条件が違う点にご注意ください。
2024年度入学までの募集要項には、英語(英和辞書1冊持込可、電子機器不可、60分)と時事問題小論文の2科目が書かれていました。2025年度入学分以降の募集要項では英語の記載がなくなり、書類審査と時事問題小論文だけになっています。
ただし大学が「廃止した」と明言した文書は確認できていません。募集要項の記載が変わったという事実から、そう読めるというところまでです。出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。
神戸大学MBAの過去問題は、大学公式サイトには掲載されていません。神戸大学生活協同組合の「入試問題コピーサービス」で有料頒布されており、大学のQ&Aにもその案内があります。経営学研究科は対象の一覧に載っています。
| 入手の方法 | 内容 |
|---|---|
| 店頭で買う | BELBOXショップ店へ来店して購入 |
| 郵送してもらう | 生協サイトの申込書に記入し、コピー代(1枚50円)とレターパックライト代(430円)を前払いのうえ、申込用紙と振込の控えを郵送またはFAXで送る |
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出典: 神戸大学生活協同組合入試問題コピーサービス(2026年9月2日確認)。海外への発送はできません。複数の受験区分を申し込むと、共通問題が重複することがあると案内されています。
60分で500字。時間は足りるが、字数は足りないという配分です。知っていることを全部書こうとすると必ずあふれます。何を捨てるかを決める作業が本番の中身になります。
神戸大学MBAに合格した方は、動画のインタビューでもっとも効いた練習として「日本経済新聞の社説を、毎日30分で400字にまとめる」ことを挙げています。毎日ちがう題材で、決まった時間に、決まった字数へ落とす。時事問題小論文の条件とほぼ同じ形を、日常の中に作ったということです。
この方は東京在住で、関東のMBAも併願したうえで神戸を選んでいます。志望の動機は、新入社員のころにリーダーシップで悩んでいたときに、神戸大学MBAの教員が書いた本に救われたことだったと話しています。
時事問題小論文でつまずくのは、ニュースは知っているのに、それを経営学の言葉で説明し直せないときです。多角化なのか、競争優位の話なのか、統治の話なのか。手持ちの語彙が少ないと、感想文になります。
下の語は、どれも標準的な入門書に項目として載っています。該当するページを挙げます。
経験から学ぶ経営学入門〔第3版〕(上林憲雄ほか/有斐閣)経営戦略とは何かp.94〜99競争優位p.308
ゼミナール経営学入門(伊丹敬之・加護野忠男/日本経済新聞出版)コーポレートガバナンスp.209〜218資本コストp.211〜214多角化p.98
経営組織入門(文眞堂)イノベーションと組織p.164〜165多角化と組織のかたちp.121〜124
ファイナンス論・入門(俊野雅司ほか/有斐閣)企業価値p.85資本コストの計算p.86ページ番号は、各書籍に印刷されているページです(版が変わると動きます)。お手元の本の目次と索引でもご確認ください。
1冊目に迷ったら『経験から学ぶ経営学入門』が入りやすい本です。筆頭著者は、神戸大学大学院経営学研究科の教授です(同書の著者紹介による)。神戸大学MBAを運営しているのが、まさにこの研究科です。
神戸大学MBAの研究計画書は、自由に書ける形式ではありません。大学が配布するWordの様式に、決められた7項目を埋めます。文字の大きさは10.5ポイント指定、行間の変更も不可です。
| 書く項目 | 目安の字数 |
|---|---|
| 研究テーマ | 50字以内 |
| ① 研究テーマの概要(取り組もうと思うに至った理由と目的) | 500字程度 |
| ② 研究の背景となる経験・資源(職務経歴との関連、利用できる情報源) | 500字程度 |
| ③ 研究の進め方 | 500字程度 |
| ④ 志望動機(本研究科を志望した理由) | 500字程度 |
| ⑤ 研究に関連する資格・技能・特技 | 300字程度 |
| ⑥ 就学環境(学費援助・業務負担の軽減など職場の支援、研究時間、通学時間) | 300字程度 |
| ⑦ 将来のキャリア設計(修了後のキャリアと研究成果の活用) | 300字程度 |
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出典: 神戸大学MBAの令和9年度入試「研究計画書」所定様式(Word)/「経歴詳細説明書」所定様式(Word)、および令和9年度学生募集要項(2026年9月2日確認)。全体でA4・3枚に収めます。
合計するとおよそ2,650字。これに加えて経歴詳細説明書(1,000字程度・A4 1枚)を出します。これまでの仕事の中で何に力を入れ、どんな結果を出したかを説明する書類です。合わせて3,600字ほどになります。
この様式でとくに目を引くのが⑥の就学環境です。職場が学費を援助してくれるのか、業務の負担を軽くしてもらえるのか、研究に使える時間はどれだけあるのか、通学に何分かかるのか。これを書かせる大学は多くありません。
裏を返せば、神戸大学MBAは「働きながら1年半で修了できるか」を出願の段階で確かめているということです。意欲だけでなく、続けられる環境が実際にあるかを見ています。職場の上長に話を通しておく必要がある方は、この項目のために早めに動いてください。
募集要項には、第2次選考について次のように書かれています。
第2次選考 第1次選考合格者を対象に,提出された研究計画書等を中心とした口述試験により選考します。
出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項(2026年9月2日確認)
2027年度入学の第2次選考は2027年1月31日(日)の10時から15時の予定で、会場は六甲台キャンパスです。研究計画書に書いたことが、そのまま聞かれる材料になります。とくに③の研究の進め方と⑥の就学環境は、書いた内容を自分の言葉で説明できる状態にしておいてください。
神戸大学MBAの入試は年1回です。複数回の入試や秋入学の設定はありません。1回落ちると、次は1年後になります。
| 項目 | 2027年度(令和9年度)入学 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月4日(水)〜11月12日(木)17時 |
| 第1次選考(時事問題小論文) | 2026年12月20日(日)10:30〜11:30 |
| 第1次選考の合格発表 | 2027年1月21日(木)14:00(予定) |
| 第2次選考(口述試験) | 2027年1月31日(日)10:00〜15:00(予定) |
| 最終合格発表 | 2027年2月12日(金)14:00(予定) |
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出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項(2026年9月2日確認)。合格発表は神戸大学MBAのウェブサイトに掲載され、合格者には郵送でも通知されます。電話やメールでの合否の問い合わせには応じないと明記されています。出願前には必ず最新の募集要項をご確認ください。
日程で気をつけたいのは出願が11月上旬に締め切られることです。筆記が12月なので「12月の試験に向けて秋から準備」と考えていると、書類の締切のほうが先に来ます。所定様式で3,600字を書き、職場の支援まで確かめる必要があるので、夏の間に着手していないと間に合いません。
神戸大学MBAは、土曜日の対面授業(六甲台キャンパス)と平日夜間のオンライン授業で開講されています。土曜の授業を履修するだけで1年半で修了できるカリキュラムで、年末年始以外はほぼ止まらずに進みます。
| いつ | どこで |
|---|---|
| 土曜 | 六甲台キャンパス(神戸市灘区)で対面 |
| 平日の夜 | オンライン |
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🔴 ここは誤解されやすいところです。大学のQ&Aは、土曜日に必修科目が開講されるため、平日夜間のオンライン授業だけで修了することは不可能だと明記しています。土曜日に六甲台キャンパスへ通えることが前提になります。
遠方の方について、大学は「東京、名古屋、福岡など、遠方から通学している学生も毎年おられます」と答えています。
出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度MBA Q&A(2026年9月3日確認)。通い方は【授業について】Q1・Q2、遠方からの通学はQ7にあります。
業務が忙しい場合は2年かけて修了する選択もできます。ただし、この選択が次の給付金の条件に直結します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 検定料 | 30,000円 |
| 入学金 | 282,000円 |
| 授業料 | 年額535,800円(前期分267,900円) |
| 1年半で修了する場合の受講費用 | 1,085,700円(厚生労働省の指定講座データに登録された訓練経費) |
| 2年間で修了する場合の入学金+授業料 | 1,353,600円(当方算出) |
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出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度学生募集要項、1年半の受講費用は厚生労働省厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム(「神戸大学」で検索)(2026年9月2日確認)。入学金・授業料は令和8年度入学者に適用された額で、令和9年度入学者は変更の可能性がある旨が募集要項に注記されています。在学中に授業料の改定があれば、改定時から新しい額が適用されます。
募集要項には年額しか書かれていません。ところが厚生労働省の指定講座データには、この課程が訓練期間18か月・訓練経費1,085,700円として登録されています。内訳を当てはめると、入学金282,000円+授業料の前期分267,900円×3学期=1,085,700円でぴったり一致します。1年半で修了する場合にいくらかかるかは、こちらから確かめられます。
神戸大学MBAは、専門実践教育訓練給付金の指定講座です。大学公式サイトに講座番号(2810014-1420011-0)まで明記されており、厚生労働省の検索システムでも同じ課程が確認できます。
| 区分 | 受け取れる額 |
|---|---|
| 専門実践教育訓練 (神戸大学MBAはこちら) | 基本は受講費用の50%(年間の上限40万円)。要件を満たすと最大70%(年間56万円)・80%(年間64万円) |
| (参考)一般教育訓練 | 受講費用の20%、上限10万円 |
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出典: 神戸大学MBA教育訓練給付金制度、区分・訓練期間・訓練経費は厚生労働省厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム、給付率と上限は厚生労働省教育訓練給付制度(2026年9月2日確認)。最大70%・80%の給付は令和6年10月以降に開講した講座が対象で、この課程が該当するかは確認できていません。
基本の50%で計算すると、1,085,700円の半分にあたる542,850円が目安になります。ただし専門実践には年間40万円という上限があり、18か月の課程は年度をまたぐため、実際にいくら受け取れるかは受講期間の区切られ方で変わります。一般教育訓練(20%・上限10万円)とは支給の規模がまるで違う、というところまでを押さえてください。
大学のQ&Aは、「教育訓練給付金の受給を希望される場合は、1年半でのカリキュラムのみ受給資格があります」と明記しています。2年間で修了する履修計画は対象外です。
出典: 神戸大学大学院経営学研究科令和9年度MBA Q&A(2026年9月3日確認)。【MBA入学試験について】Q3の末尾にあります。
これは厚生労働省側の登録とも合っています。指定講座そのものが訓練期間18か月で登録されているので、2年かける履修計画は、そもそも指定された講座の形と違うことになります。
つまり「忙しいので2年かけよう」という判断が、そのまま数十万円の差になります。1年半で走り切れる環境を作れるかどうかを、出願の前に見積もってください。研究計画書の⑥「就学環境」を書かせる意味も、ここにつながります。
給付を受けられるかどうかは、雇用保険の被保険者期間などの要件で決まります。手続きはハローワークで行います。ご自身が対象になるかは必ずハローワークでご確認ください。
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 出願の6か月前〜(春〜初夏) | 研究テーマを決める。所定様式の①②③は、いまの職務と地続きでないと書けません |
| 出願の3か月前〜(夏) | 職場の支援を確かめる。⑥就学環境で学費援助・業務負担の軽減・研究時間・通学時間を書きます |
| 出願の2か月前〜(9〜10月) | 所定様式に書き込む。研究計画書7項目と経歴詳細説明書で合計3,600字ほどです |
| 11月上旬 | 出願(11月4日〜11月12日17時)。Web提出も郵送書類も同じ期限です |
| 11月〜12月 | 時事問題小論文。60分・500字程度の条件に合わせて、毎日ひとつの題材を短くまとめる練習 |
| 1月 | 第1次合格発表(1月21日予定)の10日後に口述試験(1月31日予定)。研究計画書を読み返す時間はここしかありません |
→ 横にスクロールできます
日程は令和9年度学生募集要項、書類の項目は「研究計画書」所定様式(Word)によります(2026年9月2日確認)
逆算すると、いちばん時間がかかるのは研究テーマを決めるところです。所定様式は「これまでの経験」「利用できる情報源」「研究の進め方」まで書かせます。思いつきのテーマでは、3枚が埋まりません。
Q. いま働いていなくても出願できますか。
A. できません。募集要項の出願資格が「在職中」であることを求めており、大学のQ&Aも、退職して現在無職の場合と専業主婦の場合について「出願できません」と明記しています。
Q. 実務経験は何年必要ですか。
A. 入学時において1年以上です。前職と現職を通算して1年以上でも認められ、その場合は前職・現職それぞれの在職証明書を提出します。
Q. 英語の試験やTOEICのスコアは必要ですか。
A. 2027年度入学の募集要項には、英語の筆記試験も、英語スコアの提出義務も記載がありません。2024年度入学までは英語の筆記試験(60分・英和辞書1冊持込可)がありましたが、2025年度入学分以降の募集要項からは記載がなくなっています。ただし大学が「廃止した」と明言した文書は確認できていないため、出願前に最新の募集要項でご確認ください。
Q. 倍率はどのくらいですか。
A. 大学は倍率を公表していません。公表されている人数から算出すると、2026年度入学は第1次選考の受験者231人に対して最終合格73人で3.16倍、2025年度入学は239人に対して71人で3.37倍でした。2024年度入学までは2倍台前半です。
Q. 合格しやすくなっている、あるいは難しくなっているのはどちらですか。
A. 最終合格者数は2017年度から2026年度まで70〜73人でほとんど変わっていません。倍率が上がったのは志願者が増えたためです。2024年度入学の176人に対し、2025年度入学は243人が志願しています。
Q. 過去問はどこで手に入りますか。
A. 大学公式サイトには掲載されていません。神戸大学生活協同組合の「入試問題コピーサービス」で有料頒布されており、店頭購入と郵送申込のどちらかで入手します。海外への発送はできません。
Q. 小論文は何字書きますか。
A. 2027年度入学の募集要項では、日本語500字程度・60分です。2025年度入学までの募集要項は600字程度でした。古い年度の問題で練習するときは、字数の条件が違う点にご注意ください。
Q. 平日は忙しいのですが、オンラインだけで修了できますか。
A. できません。大学のQ&Aは、土曜日に必修科目が開講されるため、平日夜間のオンライン授業だけでの修了は不可能だと明記しています。土曜日に六甲台キャンパスへ通えることが前提になります。なお遠方については、東京・名古屋・福岡などから毎年通学している学生がいるとされています。
Q. 2年かけて修了することはできますか。
A. できます。業務多忙などを理由に2年間での修了も選べます。ただし大学のQ&Aによれば、教育訓練給付金の受給を希望する場合は1年半のカリキュラムのみが受給資格の対象で、2年間の履修計画は対象外になります。
神戸大学MBAは、出願できる人が制度で絞られている試験です。在職中であること、土曜に通えること、1年半で走り切れること。これらは受験の技術ではなく、生活と職場の段取りの話です。だからこそ、早く決めた人ほど有利になります。
研究テーマが決まらないうちは、書類は1枚も進みません。いまのご経験のどこを研究テーマにできるか、そして1年半で走り切る段取りを、無料で一緒に組み立てます。
相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。
MBAサクセスコーチングの合格実績は合格者速報で公開しています。

この記事について
この記事は、国内MBA対策に特化した予備校・塾のMBAサクセスコーチングが作成しています。同サービスは、経営学者の中川功一氏(やさしいビジネススクール学長/東京大学 経済学博士)が監修しています。
専門は経営戦略論・イノベーションマネジメント、国際経営。「アカデミーの力を社会に」をライフワークに、YouTube・研修・講演・著作などを通じて経営知識の普及に取り組んでいます。
記事の数字は、大学が公表している資料をもとに、出典と確認日を付けて記載しています。