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国内MBA完全ガイド|MBAが取れる大学院18校と、入試に筆記があるかどうかの一覧

国内MBA完全ガイド|MBAが取れる大学院18校と、入試に筆記があるかどうかの一覧

最終更新: 2026年9月2日

この記事で分かること

  • 国内MBAとは何か。取れる学位と、修了までの年数
  • MBAが取れる大学院18校の一覧国立・公立・私立・株式会社立で分けています
  • 🔴 入試に筆記があるかどうかここが国公立と私立で大きく違います
  • どこを選ぶかの決め方。通える時間帯と、試験の形から
  • 入学時期・学位・海外MBAとの違い

国内MBAを調べ始めた方が最初にぶつかるのは、「どこがあるのか」と「自分は受かるのか」の2つです。この記事は前者に答えます。18校を設置形態で分け、それぞれの入試に筆記があるかどうかまで載せました。

先に結論を書きます。国公立を狙うなら、筆記の準備がほぼ必ず要ります。私立には、筆記なしで受けられる大学院が複数あります。この違いが、準備にかかる時間をいちばん大きく変えます。

国内MBAとは

MBAは経営学修士のことで、日本の大学院で経営を学んで修了すると得られる学位です。日本の大学院で取るものを「国内MBA」、海外の大学院で取るものを「海外MBA」と呼び分けています。国内MBAは日本語で学べて、働きながら通える設計の大学院が多いのが特徴です。

学位の名前は2種類あります

同じ「MBA」と呼ばれていても、大学院の課程には2つの種類があります。

課程の種類学位の呼び方
専門職学位課程
(専門職大学院)
経営管理修士(専門職)など
修士課程
博士課程前期課程
修士

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  • 専門職学位課程と募集要項に書かれているのは、京都・神戸・早稲田・中央・青山学院・同志社・関西学院などです
  • 修士課程・博士課程前期課程と書かれているのは、一橋・大阪・横浜国立・東京都立・慶應・立教などです

課程の種類は、各大学の募集要項に記載された正式名称によります(2026年9月2日確認)。どちらも大学院を修了した扱いで、最終学歴は「修士」です。名前が違うだけで、どちらもMBAと呼ばれています。ご自身が出願する大学院がどちらかは、募集要項で確認してください。

修了までは2年が基本です

標準は2年で、働きながら2年かけて通うのがいちばん多い形です。ただし例外があります。

  • 神戸大学は標準1年半です
  • 早稲田大学の全日制は標準1年です(夜間主は2年)
  • 法政大学には1年制と2年制があります
  • 京都大学は標準2年ですが、要件を満たせば1年で修了することもできます
  • グロービス経営大学院・同志社大学などには、3年に延ばせる長期履修制度があります

年数は各大学の募集要項・公式ページによります(2026年9月2日確認)。長期履修を選ぶと教育訓練給付の対象から外れる大学院もあります。各大学の記事で確認してください。

入学は4月が基本。秋入学もあります

ほとんどの大学院は4月入学です。そのうえで、9月の入学も選べる大学院があります。

  • 明治大学——秋季入学試験があり、9月入学の実施状況も公表されています
  • 中央大学——4月入学と9月入学の年2回、入学の機会があります
  • 名古屋商科大学——多くの日程で4月入学と9月入学を選べます(給費生の選考は4月入学のみ)
  • 関西学院大学——秋学期入学の試験があります(中小企業診断士養成プログラムは春だけです)

各大学の募集要項によります(2026年9月2日確認)。京都大学には10月入学の1年半コース(特別選抜)もあります。ここに挙げていない大学院にも秋入学がある場合があるので、必ず最新の募集要項でご確認ください。

国内でMBAが取れる大学院18校

社会人が候補にすることが多い18校を、設置形態で分けました。大学名から、その大学の入試を詳しく書いた記事に移れます。「一般入試の筆記」の欄が、この一覧でいちばん見てほしいところです。

日本にはこのほかにもMBAが取れる大学院があります。この一覧は「すべて」ではありません。

国立(6校)

大学筆記通い方
一橋大学あり昼と夜
京都大学あり昼間
大阪大学夏はあり昼間
神戸大学あり夜と土
筑波大学あり夜と土
横浜国立大学あり夜と土

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公立(1校)

大学筆記通い方
東京都立大学あり夜と土

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私立(10校)

大学筆記通い方
慶應義塾大学あり昼と夜
早稲田大学なし昼と夜
明治大学なし夜と土
立教大学なし夜と土
中央大学なし夜と土日
青山学院大学なし昼と夜
法政大学あり昼と夜
同志社大学なし夜と土
関西学院大学あり夜と土日
名古屋商科大学原則なし土日

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株式会社立(1校)

大学筆記通い方
グロービス経営大学院記載なし夜と週末

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筆記の有無は「一般入試」で見ています。推薦入試・企業派遣・内部進学では免除されることがあります。出典は各大学の募集要項・入学者選抜方法(2026年9月2日確認)。グロービス経営大学院は「筆記試験の記載が募集要項にない」という意味で、「実施しない」と書かれているわけではありません。

「東北大学ビジネススクール」を探している方へ

東北大学には、MBAが取れる課程は確認できませんでした。経営系の専門職大学院として実在するのは会計大学院(会計専門職専攻)で、こちらは会計・監査を中心とする課程です。「東北大学ビジネススクール」「TBS」という名称の専攻も確認できませんでした。東北地方でMBAをお考えの場合は、オンラインで受けられる大学院を含めて探すことになります。

東北大学の公式サイトと募集要項で確認しました(2026年9月2日確認)。会計大学院には社会人向けのコースもありますが、取れる学位は会計に関するもので、MBAとは範囲が異なります。

候補が絞れないうちは、どこから手をつけるかも決まりません。ご経歴と通える時間帯を伺えば、現実的な候補を一緒に絞り込めます。

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選び方① まず「筆記があるか」で絞る

上の一覧を設置形態で見比べると、はっきりした違いが出ます。

  • 🔴 国立・公立の7校は、すべて一般入試に筆記があります(大阪大学だけは夏季入試のみで、冬季入試には筆記がありません)
  • 私立10校のうち6校は、一般入試に筆記がありません——早稲田・明治・立教・中央・青山学院・同志社です
  • 私立でも慶應・法政・関西学院には筆記があります

これは準備の量を大きく変えます。筆記がある大学院では、経営学の基礎を答案の形で書けるところまで持っていく必要があります。筆記がない大学院では、出願書類と面接がすべてになります。

出願書類のほうは、大学院によって出す書類の名前まで違います。「研究計画書」という名前で出すのは少数派で、志望理由書や課題エッセイという名前の大学院のほうが多いくらいです。研究計画書の書き方の記事に、18校ぶんの書類の名前と分量をまとめています。

筆記があるところは、中身もそろっていません

「筆記あり」とひとくちに言っても、聞かれるものが違います。

大学どんな試験か
科目を選ぶ京都東京都立経営学・会計学・経済学などから選んで解く
小論文神戸筑波横浜国立法政関西学院資料や短い場面設定を読んで書く
選べる一橋小論文か数学のどちらかを選ぶ(経営分析)
日程で変わる大阪夏季は専門科目の筆記、冬季は筆記なし

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各大学の募集要項によります(2026年9月2日確認)。同じ大学でも、選ぶ入試の区分によって筆記の有無が変わります。詳しくは各大学の記事をご覧ください。

ここまで見ると、選び方の順番が決まります。

  1. 通える時間帯で候補を絞る(次の節)
  2. 残った候補に筆記があるかを見る
  3. 筆記があるなら、科目を選べるかを見る——数学が得意なら一橋、会計が得意なら東京都立、というように自分の持ち駒が使える大学院を選べます

選び方② 通える時間帯で絞る

一覧の「通い方」の欄が、実際にはいちばん先に効きます。どんなに行きたくても、授業の時間に行けなければ修了できません。

  • 平日の夜+土曜が最も多い形です。筑波・横浜国立・東京都立・明治・立教・同志社などがこの形です
  • 土日だけで完結するのは名古屋商科大学です
  • 平日夜はオンライン、土日は対面という形もあります(中央大学)
  • 昼間に通う必要があるのは京都大学、大阪大学、早稲田大学の全日制、慶應義塾大学のMBAプログラムなどです
  • 一橋・青山学院・法政・関西学院のように、昼と夜の両方を用意している大学院もあります

🔴 気をつけたいのは「オンラインがある」の中身です。平日夜をオンラインにしていても、土曜の対面授業が必修になっていることがあります。横浜国立大学は必修の演習12単位が全て土曜3限、神戸大学も土曜に必修科目が開講されるため、どちらもオンラインだけでは修了できません。お住まいが遠い方は、「対面が何曜日に、どれくらいあるか」まで確認してください。これは募集要項ではなく、履修細目やQ&Aに書かれていることが多いです。

学費のめやす

国公立と私立で、はっきり差があります。国立大学は入学金282,000円・授業料は年額535,800円が基準で、2年で135万円ほどになる大学院が複数あります。私立は幅が広く、200万円台から350万円ほどまでひらきがあります。

ただし単純には比べられません。修業年限が1年半や1年の大学院があり、検定料や教育充実費のような費目を含めるかどうかも大学によって違うためです。正確な金額と内訳は、各大学の記事に載せています。

教育訓練給付が使えるかどうかも見てください

厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の指定を受けている大学院なら、受講費用の一部が戻ります(基本は50%、年間の上限は40万円)。条件を満たすと上乗せもあります。

ここに落とし穴があります。

  • 同じ大学でも、コースによって対象から外れることがあります(関西学院大学は国際経営コースだけ対象外です)
  • 長期履修を選ぶと対象から外れる大学院があります(同志社大学は「2年履修生に限る」と要項に明記されています)
  • 「一般教育訓練」と「専門実践教育訓練」は別物です。一般は20%・上限10万円で、金額が大きく違います

制度の内容は厚生労働省教育訓練給付制度、指定の有無は厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システムで確認できます(2026年9月2日確認)。受け取れるかどうかは雇用保険の加入期間などで決まります。必ずハローワークでご確認ください。

受かりやすさをどう見るか

倍率は大学院によってかなり違い、同じ大学でも入試の回によって変わります。第1次より第2次のほうが厳しくなる大学院もあれば、逆の年もあります。そもそも倍率を公表していない大学院もあります。

倍率だけで決めないでください。募集人数が10名台の大学院では、受ける方が数人増えるだけで倍率が大きく動きます。各大学の記事に、公表されている志願者数と合格者数、そしてその数字をどう読むかを書いています。

海外MBAとの違い

国内MBA海外MBA
言語日本語が中心英語が中心
仕事続けながら通える大学院が多い離れることが多い
期間2年が基本1〜2年

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いちばん大きな違いは、仕事を続けられるかどうかです。国内MBAには平日夜や土日に授業を置いている大学院が多く、収入を止めずに通えます。一方で、英語だけで学ぶ環境や、海外での人脈は、海外MBAのほうが手に入れやすいことになります。

なお国内にも英語だけで学べるプログラムがあります。京都大学のInternational MBA、関西学院大学の国際経営コース、筑波大学の国際経営プロフェッショナル専攻などです。「英語で学びたいが、日本を離れられない」場合は、こちらが候補になります。

いつ何から始めるか

時期やること
最初に通える時間帯を決める。ここで候補の半分は消えます
次に残った候補に筆記があるかを見る。準備にかかる時間がここで決まります
6か月前〜研究計画書・志望理由書の下書き。筆記のない大学院では、ここがすべてです
4か月前〜筆記がある大学院は、公開されている過去の問題を解く。公開している大学院が複数あります
出願の1か月前推薦や資格審査が要る方は前倒しで。出願より前に締め切られる手続きがあります

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出願の時期や資格審査の締切は大学院ごとに違います。各大学の記事に、公表されている日程を載せています。給付の指定は厚生労働省厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システムで確認できます(2026年9月2日確認)

勤務先の推薦を受けて出願できる場合は、話が変わります。推薦があると筆記を受けずに済む大学院があり、その代わりに学費の負担を会社に確約してもらう必要があります。企業派遣でMBAに行く記事にまとめました。

出願書類そのものの書き方は出願・書類の記事一覧にまとめています。

よくある質問

Q. 国内MBAとは何ですか。

A. 日本の大学院で経営を学んで修了すると得られる、経営学修士のことです。海外の大学院で取る「海外MBA」と区別してこう呼ばれています。日本語で学べて、働きながら通える設計の大学院が多いのが特徴です。

Q. 国内MBAの学位は何になりますか。最終学歴はどうなりますか。

A. 課程の種類によって「経営管理修士(専門職)」などと「修士」の2通りがあります。どちらも大学院を修了した扱いで、最終学歴は修士です。名前が違うだけで、どちらもMBAと呼ばれています。

Q. 国内でMBAを学べる国立大学はどこですか。

A. この記事で扱っている範囲では、一橋・京都・大阪・神戸・筑波・横浜国立の6校です。公立では東京都立大学があります。いずれも一般入試に筆記があります(大阪大学の冬季入試だけは筆記がありません)。

Q. 国内MBAはどこがいいですか。

A. まず通える時間帯で絞り、次に筆記があるかどうかで絞るのが現実的です。平日夜と土曜に授業がある大学院が最も多く、土日だけで完結するところもあります。筆記がある大学院では、科目を選べることがあるので、自分の得意な分野が使えるかも判断材料になります。

Q. 国内MBAのメリット・デメリットは何ですか。

A. メリットは、仕事を続けながら日本語で学べること、国公立なら2年で135万円ほどと費用を抑えられること、教育訓練給付を使えば負担がさらに下がることです。デメリットは、英語だけの環境や海外での人脈は得にくいこと、平日夜や土曜が2年間ふさがることです。

Q. 国内MBAの入学時期はいつですか。

A. ほとんどが4月入学です。明治大学・中央大学・名古屋商科大学・関西学院大学には9月(秋学期)入学もあります。京都大学には10月入学の1年半コースもあります。大学院によって異なるので、募集要項でご確認ください。

Q. 入試に筆記試験はありますか。

A. 大学院によって違います。この記事で扱っている国立6校と公立1校は、すべて一般入試に筆記があります(大阪大学の冬季入試を除く)。私立10校のうち6校は一般入試に筆記がありません。推薦入試や企業派遣では免除されることもあります。

Q. 国内MBAと海外MBAの違いは何ですか。

A. 大きいのは、仕事を続けられるかどうかです。国内MBAは平日夜や土日に授業を置く大学院が多く、収入を止めずに通えます。海外MBAは仕事を離れることが多い代わりに、英語だけの環境と海外での人脈が得られます。国内にも英語だけで学べるプログラムがあります。

まとめ

  • MBAは経営学修士。学位の呼び方は2種類ありますが、どちらも最終学歴は修士です
  • 標準は2年。神戸は1年半、早稲田の全日制は1年など例外もあります
  • 🔴 国公立7校は、すべて一般入試に筆記があります。私立には筆記なしで受けられる大学院が6校あります
  • 選ぶ順番は、通える時間帯 → 筆記の有無 → 選べる科目
  • 「平日夜はオンライン」でも、土曜の対面が必修のことがあります
  • 教育訓練給付は、コースや履修年数で対象から外れることがあります
  • 入学は4月が基本。9月入学がある大学院もあります

通える時間帯と、筆記の準備にかけられる時間。この2つが決まれば、候補は数校まで絞れます。無料で一緒に絞り込みます。

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相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。

サービス監修者の中川功一氏

この記事について

この記事は、国内MBA対策に特化した予備校・塾のMBAサクセスコーチングが作成しています。同サービスは、経営学者の中川功一氏(やさしいビジネススクール学長/東京大学 経済学博士)が監修しています。

専門は経営戦略論・イノベーションマネジメント、国際経営。「アカデミーの力を社会に」をライフワークに、YouTube・研修・講演・著作などを通じて経営知識の普及に取り組んでいます。

記事の数字は、大学が公表している資料をもとに、出典と確認日を付けて記載しています。

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