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国内MBA予備校の選び方|5社の料金と指導の内容を、公式サイトの記載だけで並べました

国内MBA予備校の選び方|5社の料金と指導の内容を、公式サイトの記載だけで並べました

最終更新: 2026年9月3日

この記事で分かること

  • 5社の料金を、同じ形で並べました(すべて公式サイトの記載・2026年9月3日時点)
  • 料金に何が含まれるか。添削の回数、面接の練習、保証の有無
  • 🔴 合格実績は、そのままでは比べられません。その理由
  • 志望校によって、必要な指導が変わります。筆記のない大学に筆記の講座は要りません
  • 問い合わせるときに聞く7項目

先にお断りします。この記事は、国内MBA対策の予備校であるMBAサクセスコーチングが書いています。この記事で取り上げる5社のうちの1社です。そのつもりでお読みください。各社の情報は公表されているものだけを使い、出典と確認日をすべて付けています。

そのうえで、この記事は順位を付けません。書いているのが国内MBAの受験指導をしている側なので、自分を含めて順番を付けても公平になりません。その代わりに、各社が公式サイトに書いている事実を、同じ形で並べます。評価は入れません。読んで決めるのはご自身です。

そのうえで、うちのことだけ先に書いておきます。短期間で対策するなら、この5社のなかでいちばん安く始められます。3か月プラン218,900円(税込)で、書類の添削は無制限です(サポートの中身は全プラン共通で、プランは期間で分かれています)。入会金27,500円を足した246,400円でも、他社のいちばん安いコースより低い金額です。ただし6か月プランで見ると、5社のなかで3番目になります。ここから先は、5社の公表されている事実を同じ形で並べます。

取り上げるのは、「MBA 予備校」で検索したときに実際に出てくる事業者と、国内MBAの入試対策を公式に掲げている事業者です。数字はすべて2026年9月3日に各社の公式サイトで確認したものです。料金は変わりますので、申し込む前に必ずご自身で最新のものをご確認ください。

予備校を選ぶ前に、志望校を決めてください

国内MBAの入試は、大学によって形がまるで違います。ここを決めずに講座を選ぶと、要らないものにお金を払うことになります。

  • 国立・公立の7校は、すべて一般入試に筆記があります
  • 私立には、一般入試に筆記がないMBAが6校あります——早稲田・明治・立教・中央・青山学院・同志社です
  • 筆記があるMBAでも、京都東京都立のように科目を選べるところと、神戸横浜国立のように小論文だけのところがあります
  • 大阪は、夏季入試には筆記があり、冬季入試にはありません

入試の形は、当サイトの国内MBA完全ガイドと、各大学の記事にまとめています。出典は各大学の募集要項です(各大学の募集要項を2026年9月2日確認)

つまり、こうなります。

  • 筆記のないMBAだけを受けるなら、小論文の講座にお金を払う理由がありません。出願書類と面接に集中したほうが確実です
  • 筆記のあるMBAを受けるなら、その大学で出る科目を見てもらえるかを確かめてください。「小論文対策」とだけ書かれていても、会計の計算問題まで見てもらえるとは限りません
  • 複数校を受けるなら、何校まで見てもらえるかが料金を大きく変えます

筆記があっても、科目を選べることがあります

「筆記あり」でひとくくりにしないでください。京都は経営学・会計学・経済学・数学から、東京都立は6分野から1科目を選びます。一橋の経営分析プログラムは、小論文か数学のどちらかを選べます。

つまり、いまの自分の持ち駒が使える大学があります。数字に強い方なら数学、会計の実務が長い方なら会計学。「小論文が書けないから筆記のある大学は無理」とは限りません。予備校に問い合わせるときは、「その科目を見てもらえるか」まで確かめてください。

勤務先の推薦を受けられるなら、筆記そのものが無くなることがあります

法政関西学院は、推薦を受けて出願すると小論文が免除されると要項に書いています。慶應の企業派遣者対象入学試験と東京都立の公共経営特別選抜は、その区分にもともと筆記が置かれていません。

会社の推薦をもらえる立場なら、必要な対策そのものが変わります。企業派遣でMBAに行く記事にまとめました。

出典: 各大学の2027年度募集要項(各大学の募集要項を2026年9月2日確認)

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5社の料金(2026年9月3日時点)

予備校料金(税込)
アガルート316,800〜473,220円
MBAサクセス
コーチング
218,900円〜
河合塾KALS291,500〜434,500円
MBAゼミナール275,000〜357,500円
START X289,000〜330,000円

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🔴 MBAサクセスコーチングは、受講する期間で金額が決まります。3か月プランが218,900円、6か月プランが382,800円で、「4ヶ月や7ヶ月などでのお見積もりも可能」と公表していますので、幅では表していません。ほかの4社は講座単位です(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)。

入会金は別です。

  • 河合塾KALS … 10,000円。Web申込なら免除と公表しています
  • START X「入学金ナシ」と明記しています
  • MBAサクセスコーチング … 27,500円(初めての方)
  • アガルートとMBAゼミナールは、入会金についての記載を公式サイトで確認できませんでした

出典: アガルート河合塾KALSMBAゼミナールSTART XMBAサクセスコーチング。すべて税込(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)。金額の幅は、各社がその時点で公表していたコースの最も安いものと最も高いものです。単科講座は含みません。

始めるのに要る額で見ると、こうなります

上の表はコースの料金だけです。入会金を足すと、最初に払う額が変わります。

予備校最安コース始めるのに
要る額
アガルート316,800円316,800円〜
MBAサクセス
コーチング
218,900円246,400円
河合塾KALS291,500円276,925〜
301,500円
MBAゼミナール275,000円275,000円〜
START X289,000円289,000円

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出典は上の表と同じ各社の公式サイト(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)。「〜」が付いているのは、入会金についての記載を公式サイトで確認できなかったためです(アガルートとMBAゼミナール)。0円という意味ではありません。河合塾KALSは、Web申込だと入会金が免除され、受講料も5%引きになるので276,925円、正規だと入会金10,000円を足して301,500円です。START Xは「入学金ナシ」と明記しています。アガルートは確認した時点で秋入試対策が10%割引中でした。

🔴 ただし、この額は「同じものを買う値段」ではありません。いちばん安いコースの中身は、各社で違います。期間も、添削の回数も、含まれるものも同じではありません。金額だけで決めないでください。次の節で、何が含まれるかを並べます。

🔴 この表の数字だけで比べないでください

条件がそろっていません。確認した時点で、次の状態でした。

  • アガルートは期間限定の割引中でした(秋入試対策の10%OFF・2026年11月30日まで)。冬入試対策のカリキュラムには割引の表示がありません
  • 河合塾KALSは、Web申込で入会金が免除され、受講料が5%引きになります。料金ページを開いたときに最初に見えるのは割引後の金額で、正規の金額はタブを切り替えると出ます。上の表は正規の金額です
  • 河合塾KALSの通学講座は春期のみです
  • MBAサクセスコーチングは期間で選ぶ形なので、講座単位の他社とは比べる単位が違います(いちばん短い3か月が218,900円です)

「いくら」より「その金額で何が何回できるか」を見てください。ここがそろっていないと、金額の比較に意味がありません。

料金に何が含まれるか

国内MBAの入試では、研究計画書や志望理由書が中心になります。筆記のないMBAなら、書類と面接だけで結果が決まります。そこで、書類を何回・何校ぶん見てもらえるかを並べました。

予備校書類の添削
アガルート研究計画書は回数無制限
MBAサクセス
コーチング
無制限
河合塾KALSコースに「書き方」を含む
(回数の記載を確認できず)
MBAゼミナール3校まで(ライトは2校)
START X無制限

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面接の練習は、公表のしかたがそろっていません。

  • START X1校につき3回と公表
  • アガルート … 模擬面接あり(英語の模擬面接は別料金)
  • MBAゼミナール・MBAサクセスコーチング … 面接対策あり
  • 河合塾KALSは、面接対策についての記載を公式サイトで確認できませんでした

出典は上と同じ各社の公式サイト(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)。「記載を確認できず」は、公式サイトに書かれているのを見つけられなかったという意味です。実施していないという意味ではありません。気になる項目は、必ずその予備校に直接お聞きください。

書類の添削を無制限にしているのは1社だけではありません。アガルート・START X・MBAサクセスコーチングが無制限と公表しています。「無制限かどうか」より、次の3つのほうが実際には効きます。

  • 何校ぶん見てもらえるか(MBAゼミナールは3校まで、START Xは複数校でも追加費用なしと公表しています)
  • 誰が見るか
  • 返ってくるまでにどれくらいかかるか——ここはどの社も公表していません。直接聞くしかありません

🔴 合格実績は、そのままでは比べられません

いちばん気になるところだと思います。ですが、各社で数え方が違うので、数字を並べても比較になりません。確認したところ、こうなっていました。

予備校実績の出し方
アガルート大学別に「合格者数/受験者数/合格率」
MBAサクセス
コーチング
1件ずつ、日付・大学名・人数を随時公開
河合塾KALS合格者数だけ。1人が複数の大学に合格した場合、それぞれ計上と注記あり
MBAゼミナール合格した方の声(氏名・所属つき)
START X合格した方の声。集計した数の掲載は確認できず

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出典: アガルート河合塾KALSMBAゼミナールSTART XMBAサクセスコーチング(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)

ここに3つの落とし穴があります。

  1. 「合格者数」と「合格率」は別のものです。受験した方の数を出していなければ、合格者数だけでは通りやすさが分かりません
  2. 1人が複数の大学に受かると、その分だけ数が増える数え方があります。河合塾KALSはその旨を明記しています。明記しているのは誠実な書き方ですが、注記のない他社の数字と足し引きはできません
  3. 動きのあるページの数字は、止まってから読んでください。実際に、数が0から回り上がる途中の画面を読むと、正しい数の10分の1ほどの数字が見えます。また「◯月◯日現在」と出ていても、それが見た日の日付を表示しているだけのことがあります

ですから、この記事では各社の合格者数を並べません。代わりに、問い合わせのときにこう聞いてください。

その数字は、受験した人が何人のうちの何人ですか。1人が複数の大学に受かった場合はどう数えていますか。いつの年度の入試のものですか。

この3つに答えられるかどうかで、数字の確かさが分かります。

問い合わせるときに聞く7項目

2〜3校の無料相談で、同じことを聞いてください。それがいちばん確かな比べ方です。

聞くことなぜ
志望校の入試の形を
知っているか
筆記があるか、科目を選べるか。ここを即答できるかで、その大学を扱った経験が分かります
書類は何校ぶん
見てもらえるか
複数校を受けるなら、ここで金額が変わります
添削が返るまで
何日か
どの社も公表していません。出願直前に効きます
誰が見るか担当が固定か、毎回変わるか
面接の練習は
何回できるか
志望校ごとに聞かれることが違います
総額はいくらか入会金・教材費・オプションを全部足した額。割引の条件と期限も
来年も続けると
いくらか
入試は年に1〜2回。2年目の扱いは社によって違います

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MBAサクセスコーチングのこと

他社と同じ形で並べた以上、こちらの数字も同じ形で書きます。

項目内容
料金(税込)3か月 218,900円/6か月 382,800円。4か月・7か月などの見積もりも可能と公表しています
入会金27,500円(初めての方)
指導の形1対1と動画講義
書類の添削志望理由書・研究計画書とも無制限
小論文無制限
面接対策あり
合格実績の
出し方
合格した方を1件ずつ、日付・大学名・人数を添えて随時公開

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出典: MBAサクセスコーチング公式サイト(各社の公式サイトを2026年9月3日確認)。銀行振込の一括払いで1,000円引き、分割払いは事務手数料3,000円と審査があります。

正直に書きます。いちばん短い3か月のプランは、この5社のなかでいちばん低い金額です(2番目のMBAゼミナールとの差は56,100円)。ただしいちばん高いプランで見ると、5社のなかで3番目です。START XとMBAゼミナールのほうが低くなります。期間で選ぶ形なので、講座単位の他社とは比べる単位が違います。どのくらいの期間が要るかは、志望校と、いまのご経歴で変わります。

書類の添削を無制限にしているのは、ここだけではありません。先に書いたとおり、アガルートとSTART Xも無制限と公表しています。そのうえで事実だけ書くと、書類の添削を無制限と公表している3社のなかでは、いちばん安く始められます(START Xが289,000円から、アガルートが316,800円から)。比べていただきたいのは、志望校の入試の形を踏まえた指導かどうかです。当サイトには、18校のMBA入試を公式資料から整理した記事があります。実際に読んで、扱っている中身をお確かめください。

よくある質問

Q. 予備校のランキングを教えてください。

A. この記事では出しません。書いているのが国内MBAの受験指導をしている側なので、自分を含めて順位を付けると公平にならないためです。代わりに、どこを検討するときも使える確認項目を挙げました。2〜3校の無料相談で同じことを聞くのが、いちばん確かな比べ方だと思います。

Q. 予備校は必要ですか。

A. 志望校の入試の形によります。筆記のないMBAでは、出願書類と面接だけで結果が決まります。書いたものを自分で客観的に見るのは難しいので、第三者に読んでもらう仕組みがあると差が出やすい部分です。一方、筆記のあるMBAでは、公開されている過去の問題を自分で解けるなら独学でも進められます。

Q. 独学でも受かりますか。

A. 受かる方はいます。ただし国内MBAの入試の中心は研究計画書や志望理由書で、ここは正解が公開されていません。過去問が公開されているMBAはありますが、書類については何を書けば通るかの見本が出ていません。そこをどう埋めるかが、独学で進めるときのいちばんの課題になります。

Q. 費用はどれくらいかかりますか。

A. 各社が公表しているコースの金額は、21万円台から47万円台まででした(2026年9月3日時点。単科講座は含みません)。いちばん安いのはMBAサクセスコーチングの3か月218,900円、いちばん高いのはアガルートの473,220円です。ただしMBAサクセスコーチングは受講期間で金額が決まり、4か月・7か月などの見積もりも可能と公表しているため、幅では表していません。ただし割引の期間中だったところ、入会金の有無、含まれる内容が社ごとに違うため、単純には比べられません。「受けたい対策を全部足して1年でいくらか」と「来年も続けるといくらか」の2つを必ず聞いてください。

Q. 合格実績はどう見ればいいですか。

A. 合格者数だけの数字と、受験者数と合格率まで出している数字は別のものです。また1人が複数の大学に合格した場合にそれぞれ数える出し方もあります。「何人のうちの何人か」「複数合格はどう数えているか」「いつの年度か」の3つを聞いてください。

Q. いつから準備を始めればいいですか。

A. 志望校の出願時期から逆算します。研究計画書は書き上げるまでに時間がかかるので、出願の半年ほど前から下書きを始める方が多いです。推薦や出願資格の審査が要る場合は、出願より1か月以上前に締め切られることがあるので注意してください。

まとめ

  • 順位は付けません。書いている側が当事者なので、公平になりません
  • 志望校を先に決めてください。筆記のないMBAに筆記の講座は要りません
  • 料金は条件がそろっていません。割引の期間、入会金の有無、含まれる内容を並べて確かめてください
  • 🔴 合格実績は数え方が社ごとに違います。「何人のうちの何人か」を聞いてください
  • 書類の添削が無制限なのは1社だけではありません。何校ぶん・誰が・何日で返すかを聞いてください
  • 2〜3校の無料相談で同じことを聞くのが、いちばん確かな比べ方です

無料受験相談では、志望校の入試の形と、いまのご経歴で何が足りないかをお話しします。他社と比べたうえで決めていただいて構いません。

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相談は無料です。志望校が固まっていない段階でも大丈夫です。

サービス監修者の中川功一氏

この記事について

この記事は、国内MBA対策に特化した予備校・塾のMBAサクセスコーチングが作成しています。同サービスは、経営学者の中川功一氏(やさしいビジネススクール学長/東京大学 経済学博士)が監修しています。

専門は経営戦略論・イノベーションマネジメント、国際経営。「アカデミーの力を社会に」をライフワークに、YouTube・研修・講演・著作などを通じて経営知識の普及に取り組んでいます。

記事の数字は、大学が公表している資料をもとに、出典と確認日を付けて記載しています。

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